11周年を迎えて。
2021/05/07
人と接客の価値
11周年を迎えて。
皆様こんばんは。
「松林軒豊嶋家 6代目ブログ」
にお寄りいただき、ありがとうございます!
大型連休も終わりましたが、なかなか日常に戻るというのは難しく思う、今日この頃です。
ちょっと前までは「5月病」なんて表現がありましたが
「実際に人と会う」
ということの価値が増してきていて「5月病」なんて、忘れられそうですよね。
当店「松林軒豊嶋家国玉店」は
この5月で11周年を迎えることができました。
多くのお客様、お取引先、友人、そして家族のみんなへの感謝の気持ちで、特にこの時期は心が一杯です。
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お客様とのつながり
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この仕事に携わり、本当に多くのことをお客様より学ばせていただきました。
当然、叱られましたし、謝ることも多々ありました。今もまだまだございます。
でも、誠心誠意(自分なりに)謝ることで、伝わるということも経験してきました。
自分の言葉で、素直に非を認めて謝る。
当たり前のことなのかもしれませんが、これに尽きると思います。
ですので、逆の立場になり、私がお客としてお店やサービスを利用する際には
イライラするということは、ほとんど無くなりました。
良い意味でスタッフの方に共感して、優しくなってしまいます(笑)
そのように、お客様に鍛えられて、今は多くのお客様より有り難いお言葉や
お褒めのお言葉、嬉しい物まで沢山いただけるようになりました。
・手作りしおり
・南アルプスのいちご
・神奈川の梨
・子供へのおもちゃやお駄賃
・お手紙
など。お買い上げしていただいた上に、このようなものまでいただけるようになり
「商売って楽しいな。」
と、少しずつ思えるようになってきました。
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接客の価値
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時代が進み、さらにこのコロナ禍も加わり、様々なものがデジタル化されてきています。
オンラインでの買い物や銀行取引など、電子マネー、レジの無人化など。
逆に「人」の価値に、何を見出だせるかが問われていると感じております。
「自分にしかできないこと」
を、各々で見付けることができるなら、きっと生き生きと楽しく働くことにもつながるでしょうし
本当の意味での働き方改革になるのではないでしょうか。
私に置き換えてみると、
菓子を作る✕菓子を楽しく売る伝える✕菓子や自分の思いを発信する✕まだまだ見つけたい!
といった具合です。
職人のみというと、堅苦しいですし、私は接客という仕事を通じて
多くのことに気付き、学び、成長してこれたと思っています。
目の前のお客様に
何ができるのか?
どんな物を提案できるのか?
どんなお話に興味がありそうか?
など、色々なアンテナを張っていたと思います。
まだまだ人は人とのつながりを欲すると思いますし、私自身も同じです。
デジタル化し、便利で生産性が上がるものは素直に取り入れつつも
アナログなものに価値を見出だせるものがあれば、大切にしていく。
デジタルとアナログの共存の間に生きる、私達にしかできない経験が沢山あります。
それらに気付き、大切にできたら、きっと日常の光景もより鮮やかに見えるかもしれませんね。
いよいよ立夏を過ぎ、夏がやってきます。
松林軒豊嶋家国玉店で「かき氷」を召し上がり、少し早い夏の光景をお楽しみください。
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