故人を思う。
2021/04/21
弔事と和菓子
故人を思う。
皆様こんばんは。
本日も
「松林軒豊嶋家 6代目ブログ」
にお寄りいただき、ありがとうございます!
本日の甲府市は、暑さを感じるくらいの陽気でした。
どちらかというと、暑いのが苦手で今年の夏も苦労しそうです。
先日、親戚の四十九日の法要に出席して参りました。
ある程度の年齢を迎えると親戚の皆さんと、このような形でしか会えないことが
とても残念に思います。
その日はとても天気の良い日で、大変穏やかな故人にはぴったりでした。
埋葬された墓地も、自然に囲まれて穏やかで優しい場所と、私には感じられました。
法要に参加し、寂しいのは当然ありましたが、とても気持ちが落ち着きました。
貴重な経験をさせていただきました。
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ご先祖様と和菓子
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・お彼岸期間中の「お萩」「ぼた餅」
・お盆期間中の 「御供え菓子」「※あべ川餅」
※生の餅に黒蜜ときなこをかける 山梨県独特の風習に使われる菓子
・法要に用いられる菓子 「菓子折り」「最中」
特に四十九日の法要には四十九餅が用いれます。
形や数は地域により異なります。今のご時世の状況を加味し、形式など多様に変化しています。
「ご先祖様」「故人」に、冥福や感謝の気持ちを伝える際に、和菓子は多く用いられるています。
結婚などの慶事には様々な物が利用されるようになってきましたが、
法事には日本的な物(日本茶、和菓子など)が、まだ多く利用されていると個人的に思います。
それだけ、私達日本人は「先祖」という方々を大切にする文化の中で、暮らしているのです。
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故人の思い
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このような仕事をしていると、逆に、
自分がお墓に入った際は、どのように思うのかなぁ〜と考えることがあります。
きっと
「忘れないで!!」
だと思います(笑)
お墓参りなどのマナーは適度で良いから、たまには顔を見せて欲しいと思うでしょう。
【ご先祖様、故人を忘れない】
この思いというのは、世界共通なのではないでしょうか?
今の自分、今の時代、その礎となった故人は想像以上にいらっしゃると思います。
同じように名前が残らなかった英雄も、とても多くいらっしゃっる。そのような気はします。
なので、ご先祖様への感謝を忘れずに、心の中で大切に持ち続けたいです。
私はお彼岸期間中、お盆期間中と例年有り難いことに、繁忙期です。
なので、落ち着いた頃に子供を連れてお墓参りしています。
そんな習慣は続けていきたいです。
お家で、故人に思いを巡らせる。故人の話を家族でする。
そんな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
松林軒豊嶋家は、お陰様で11周年を迎えます。誠にありがとうございます!
今後も、お客様と笑顔を共有できるようなお菓子や時間を作ってまいります。
GW中は休まず営業いたします。
周年祭も予定しております。
ご来店を心よりお待ちしております。
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