松林軒豊嶋家六代目　ブログ　

初めまして！！山梨県甲府市の和菓子屋「松林軒豊嶋家」の[六代目店主　鈴木伸吾]と申します。

この度ブログを始めました！！

和菓子屋という家業を通して、様々な気付きや学びを皆様と共有し、少しでもお役に立てることができましたら幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

まず始めに、本日は多くの学校等で入学式が執り行われました。

誠におめでとうございます。このコロナ禍の学生として過ごす、その経験が今後に生きると思います。

その気持ちとして、初回の画像はご近所の玉諸神社様の桜です。本当に見事でした。

このコロナ禍という時代に入り、様々な気付きや学びをいただいている毎日です。

それまでは、家業として継いだ店で生活しようと、ただひたすらに、自分なりに真摯に菓子作りに取り組んで来ました。

しかし、時代は大きく変わろうとしています。
「このままでいいのか？本当の自分とは？本当にしたいこととは？」
と、今までに考えたこともないような問いが、自分の内側から浮かんできました。

このコロナ禍においても、当店には多くのお客様に支えていただいており、忙しい日々を暮らせていただいています。

その中で、先程の問いについても考えることができました。

「周りのみんなを笑顔にして、楽しい時間を共有したい」

家族や友人はもちろん、お客様にも通じるのでは、と思えるようになりました。

これから和菓子作り、販売という仕事を通じて、どのようにしたら、お客様と楽しい時間を共有できるのか。
それについて真摯に、そして明るく楽しく取り組んで参ります。

「楽しく働きたい！！！」

このブログは、その出発点のようなものです。

応援していただけたらとても嬉しいです。

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お菓子の魅力
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初回は、本業の和菓子にまつわる話題にします（笑）

和菓子に限らず、お菓子の魅力って、どういうものを思い浮かべるでしょうか？

私が思い浮かべるものは

・皆様に喜んでもらえる
・子供が泣き止む
・気軽に気分転換ができる
・ご挨拶やお土産に便利

などでしょうか、和菓子ですとそれらに加えて

・季節感
・人の一生に寄り添う

といったところです。

以前に、私の和菓子作りという仕事に、１つ大きな気付きを得られた出来事がありました。

それは、介護施設にいる父に、娘がお菓子を持って会いに行った際の出来事です。

その二人の間で、お菓子を開封した際に、そのお菓子を通じて、父と娘が満面の笑顔になったのです。
当時、4歳に満たない娘と介護が必要な80代手前の父。その二人が同じ笑顔をしている光景を鮮明に覚えています。

その際に、私はお菓子の魅力に改めて気付きました。

世代を軽く超えてしまう。。。
老若男女問わずに「笑顔」を提供できるものなのだと。

今までの仕事への考えが、大きく次に進んだ感覚がありました。

そして、その感覚を保ちつつ、このコロナ禍に入りながらも、前向きに仕事に取り組み、その結果
「お客様のおうち時間に彩りを提供し、そして笑顔になっていただきたい。」
と強くブレない考えが生まれました。

この考えを軸に、これからも新たな菓子、新たなサービスを開発していきます。

和菓子店主、和菓子職人、夫、父と肩書だけは増えていますが（笑）
まだまだ未熟者であります。これからも楽しく働くをモットーに、精進して参ります。
何卒よろしくお願いいたします。

 

 

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